MOYAIが芝浦工業大学と産学連携 学生がデジタル技術で挑む購買体験再設計プロジェクトの最終成果を発表

2026年6月4日、株式会社MOYAI(以下「MOYAI」)と芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科 益子宗教授の授業「プロジェクト演習8」において実施した産学連携プロジェクトの最終発表会が開催されました。本プロジェクトでは、自動販売機における購買体験の再設計をテーマに、学生たちがAIやデジタルサイネージなどのデジタル技術を活用したサービスデザインに挑戦。利用者視点から生み出した新たな購買体験のアイデアやプロトタイプを発表しました。

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取り組みの概要
2026年度第1クオーター(4月〜6月)に実施された本プロジェクトでは、「自動販売機における購買体験の再設計」をテーマに設定しました。
学生たちは、自動販売機での利用者行動を観察・分析し、デジタルサイネージやAI、各種センサー技術を活用しながら、「思わず立ち寄りたくなる」「購入したくなる」新しい購買体験の創出に挑戦しました。
MOYAIは、自社デジタルサイネージソリューション「INFODIA STAND」を提供し、芝浦工業大学豊洲キャンパス内の自動販売機へ実機設置を実施。学生は実際の利用環境をフィールドとして活用しながら、観察、アイデア創出、プロトタイピング、検証を繰り返し行いました。
また授業期間中には、MOYAI代表取締役CEO 渡邊亮による講演も実施し、デジタルサイネージ市場の動向や実社会における活用事例、体験設計の考え方について紹介しました。

最終発表会の様子
6月4日に開催された最終発表会では、9名の学生がそれぞれ制作したプロトタイプを発表しました。
発表では、自動販売機前での利用者観察から得られたインサイトをもとに、

・利用者の迷いをサポートするレコメンド機能
・AIによる表情推定を活用した商品提案
・対話型インタラクションによる購買支援
・複数人利用を想定した協調型購買体験
・天候や時間帯と連動した情報提示

など、多様な視点から新しい購買体験が提案されました。
会場では模擬サイネージを用いた実演に加え、実際にキャンパス内の自動販売機へ移動して体験してもらうデモンストレーションも実施。
学生たちは単なるアイデア提案にとどまらず、利用者体験の設計からプロトタイプ制作までを一貫して行い、実環境での検証を通じてサービスデザインへの理解を深めました。

学生の声
発表後には、学生から以下のような感想が寄せられました。

「実際に設置されたサイネージを使って検証できたことで、アイデアを現実的な視点で考えることができました」
「企業の方から直接フィードバックをいただき、自分の提案が社会でどのように評価されるのかを知る貴重な機会になりました」
「AIやセンサー技術を活用したプロトタイピングに初めて挑戦し、体験を形にする難しさと面白さを実感しました」

芝浦工業大学 デザイン工学部 デザイン工学科 教授 益子宗氏 コメント
学生にとって、日常の中で見慣れているデジタルサイネージのコンテンツを、自分たちの手で作れる——そんな体験は、新鮮なものだったのではないかと思います。同じく、何気なく利用している自動販売機での購買、立ち止まって選び、買う——その一連の行動に、改めて目を向ける機会にもなりました。
飲料メーカー様・MOYAIの皆さんのご協力で、キャンパス内の実機の前で試行錯誤できたことも大きかったと思います。見過ごしがちな題材こそ、新しい思考の入口になる。そんな学びがあったクオーターだったのではないでしょうか。

株式会社MOYAI 代表取締役CEO 渡邊亮 コメント
今回のプロジェクトでは、学生の皆さんが日常的に利用している自動販売機を題材に、利用者視点で課題を発見し、デジタル技術を活用して新たな体験を創出する取り組みが行われました。
私たちにとっても、若い世代ならではの柔軟な発想や着眼点に触れる大変有意義な機会となりました。

MOYAIは今後も産学連携を通じて次世代人材の育成に貢献するとともに、テクノロジーを活用した新たな価値創造に取り組んでまいります。

芝浦工業大学のレポート
【授業レポート】自動販売機における購買体験をデジタル技術で再設計する【プロジェクト演習8】
 芝浦工業大学デザイン工学部益子研究室

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